川崎市観光協会・
地区観光協会について

高津観光協会

挨拶

皆さまこんにちは。高津観光協会会長の大島です。高津観光協会は高津における観光事業の振興と郷土文化の発展向上をめざし昭和27年に設立されました。
これまで、高津で行われる数々のイベントを主催・後援するとともに、区内の観光名所に「名所案内板」を設置するなど、 歴史ある高津の観光と郷土文化の素晴らしさを皆さまに少しでも知っていただけるよう日々活動しています。皆さまも、どうぞこの機会に、様々な魅力に溢れる高津のまちに是非お越しください。

高津区の概略

高津区は江戸時代から交通の要所として栄え、人間国宝の「濱田庄司」や、岡本かの子、岡本太郎など多くの芸術家・文化人を輩出した地域です。
区内には、溝口駅周辺の近代的な商業施設、研究施設のほかに、市内初の国指定の史跡「橘官衙遺跡群」をはじめ由緒ある神社仏閣のほか歴史的・文化的な資源や、多摩川や丘陵地における谷戸などの自然的資源も数多く存在しており、 様々な顔を持ち合わせた魅力あるまちとなっています。

[大山街道]江戸赤坂御門を起点に大山阿夫利神社(伊勢原市)までの道で、東海道の脇往還として栄えました。江戸中期に庶民のブームとなった「大山詣り」に盛んに利用され有名になりました。沿道には、岡本太郎生誕の地(現・二子二丁目公園)、岡本かの子文学碑、大きな楠のある光明寺、NHK大河ドラマで使用された大釜があり蔵造りで有名な飯島商店、国木田独歩文学碑、大山街道の歴史・民俗に関する資料を展示している「大山街道ふるさと館」などがあります。毎年7月に行われる高津区民祭では街道のほぼ全体がメイン会場となります。

[円筒分水と二ケ領用水]二ケ領用水は徳川家康の命により多摩川の治水と新田開発の為に作られた神奈川県内で最も古い人工用水の一つです。円筒分水は多摩川に流れ込む平瀬川の水害対策と、二ケ領用水との交差を一挙に解決するため昭和16年に造られました。

[橘地区の歴史と文化]子母口貝塚は縄文早期後半の貝塚で、当時その眼下には大海原が広がっていたと考えられています。橘樹神社と富士見台古墳には、日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征の際、妃の弟橘媛(おとたちばなひめ)が身を投じ荒れる海を鎮め、その後、媛の衣や冠が当時の海岸線であったこの地に漂着したとの言い伝えがあります。橘郡衙(ぐんが)は奈良・平安時代の武蔵国橘樹郡の役所であり、平成27年に周辺の寺社等も含め「橘官衙遺跡群」として市内初の国史跡に指定されました。蟹ケ谷古墳群には6~7世紀頃の3基の古墳があり、そのうち1基は市内で現存する唯一の前方後円墳です。

年間行事

  • 2月:大山街道フェスタ
  • 7月:高津区民祭
  • 8月:橘ふるさと祭り、高津区こどもフェア
  • 10月:川崎市制記念多摩川花火大会
  • 11月:川崎北部菊花展、キラリデッキイルミネーション(1月まで継続点灯)

お問合わせ

名称: 高津区役所地域振興課
電話: 044-861-3140
FAX: 044-861-3103